超音波チップの有用性
投稿日:2021年4月13日
カテゴリ:院長ブログ
細菌の除去を目的とする根管治療
S.Kakehashiが1965年に発表した無菌ラットを用いた研究のよると、根尖性歯周炎をはじめとした歯内疾患の原因は「細菌の存在」です。このことから、根管治療は、細菌感染した歯の内部から、その細菌を取り除くために行う、と言うことがわかります。
超音波チップがとても役に立ちます
とは言っても、歯の内部から適確に細菌を除去するのは、とても難しいです。なぜなら、肉眼では見えないからです。ここで、登場するのが、マイクロスコープです。歯の内部を拡大して、確実に汚れを確認するのです。しかしながら、マイクロスコープが汚れを取り除くわけではありません。細菌を取り除くのは
超音波チップ
です。
上記の写真のように、マイクロスコープに加え、超音波チップを用いて、歯の内部に入り込んだ細菌感染を適確に取り除くことが、根管治療を成功させるためにとても重要になります。
このような精度の高い根管治療を希望される方は、ご連絡ください。
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